2022.10.18待ち合せはポスト前
仙台と山形を結ぶJR仙山線の山寺駅。山寺は、正式には宝珠山立石寺という、松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅で訪れた山形を代表する由緒正しきお寺です。10月中旬を過ぎる頃には山一帯を紅葉が美しく彩ります。誰かを待って駅前に佇む旅人を、赤いポストが見守っているような晩秋の風景です。
(宮城県・泉鶴が丘郵便局 小原範夫局長撮影)
閉じる
2022.09.20ビバリーヒルズのゴージャスなポスト
アメリカ・ロサンゼルスのビバリーヒルズ。高級ブランド店が立ち並ぶロデオ・ドライブに建つ『ビバリー・ウィルシャー・ビバリーヒルズ』は映画『プリティ・ウーマン』の舞台となった歴史あるホテルです。
エレベーターホールの中央にあるポストは、モダンでゴージャスな輝きを放っています。
閉じる
2022.08.23夕暮れの駅
香川県を走る高松琴平電鉄琴平線の滝宮駅。
1926年の開業当時から使われている木造の駅舎は、どこかほっとするような懐かしい佇まいです。
丸ポストに旧型の電車、公衆電話と、昭和を思わせる駅の風景からは、利用する人々に大切にされていることが伝わってきました。
(香川県・高松鬼無郵便局 満岡直仁局長撮影)
閉じる
2022.07.19ヨーロッパの頂に建つポスト
標高3454メートル。ヨーロッパでもっとも高い鉄道駅であるスイスのユングフラウヨッホ駅に降りると、日本の赤いポストがあります。
富士山五合目簡易郵便局とユングフラウヨッホ山頂郵便局が姉妹提携をした1993年に、友好の証として日本から贈られました。ちなみに富士山五合目にはスイスから贈られた黄色いポストが現在も置かれています。
閉じる
2022.06.21標高1500mにある郵便局
上高地の豊かな自然に溶け込むように建つ上高地郵便局。
毎年開山の4月27日から閉山の11月15日まで期間限定で開局します。
小さな赤いポストは、長きにわたり、旅先からの便りを全国に届ける
窓口として役割を果たしています。
(長野県・松本あいらんど郵便局 木内仁志局長撮影)
閉じる
2022.05.17オリーブ色のポスト
香川県の小豆島は日本ではじめてオリーブ栽培がおこなわれた地。現在もオリーブの生産量日本一を誇ります。
オリーブの花言葉が“平和”と“繁栄”であることから、大切な人に幸せが届くことを願って、小豆島オリーブ公園の丘の上にオリーブ色のポストが設置されました。淡いグリーンと瀬戸内の海と空のブルーのコントラストが爽やかな風景です。
閉じる
2022.04.19オホーツク海を望む北浜駅と丸ポスト
JR釧網本線の北浜駅はホームのすぐ向こうに海が広がる、オホーツク海に一番近い駅。毎年冬には待合室の窓から流氷が漂う様子が見られます。
時代を感じる木造の駅舎に赤い丸ポストがしっくりとなじんで、映画のワンシーンのような風情が漂います。
(北海道・帯広長崎屋内郵便局 奈良岡欣昭 局長撮影)
閉じる
2022.03.22青島の黄色いポスト
宮崎市の南にある青島には、縁結びの神社として知られる青島神社があります。
神社に祀られている豊玉姫と山幸彦が、恋文をやりとりしていたという神話にあやかって、青島に渡る橋の手前にポストが立てられました。
青い海と白い砂浜に映える鮮やかなポストは「幸せの黄色いポスト」と呼ばれています。
閉じる
2022.02.22そっと見守る
昭和9年に木造駅舎から建て替えられた山形県の「旧高畠鉄道高畠駅舎」。
地元特産の高畠石で作られた建物は、独特の石の風合いと洋風建築風の造形が郷愁をそそる佇まいです。
クラシックな背景に舞い降りる白い雪と赤いポストが、今につながる時間を感じさせてくれます。
(山形県・大舟郵便局 山口喜吉 局長撮影)
閉じる
2022.01.18郵便車両型ポスト
東京の品川駅構内には、電車型の珍しいポストがあります。
国鉄時代に活躍した荷物兼郵便車「クモユニ」をイメージした形に、東海道線の車両カラーが施された珍しいデザイン。
隣にたつ白い柱は日本の鉄道の距離標で、鉄道路線の起点駅に設置される「ゼロキロポスト」という標識の一種。
電車型の郵便ポストとゼロキロポストが並んでいるところも、鉄道発祥の地“品川”らしいといえます。
閉じる