自慢の郷土料理・地元メシ

Vol.3 三陸海岸の瓶ドン

恵みゆたかな三陸の海

青森県、岩手県、宮城県にわたって約600キロメートルものリアス式海岸が続く三陸海岸。「海のアルプス」とよばれる切り立った断崖や、穏やかな砂浜など、多彩な表情があり、三陸沖は世界三大漁場の一つにも数えられる海の恵み豊かな海です。
さまざまな魚介が豊富に獲れる多様性に富んだ海ですが、なかでもウニ、アワビ、ワカメなど、海岸近くのエリアだけでもさまざまな海の幸があります。三陸を訪ねて最大の楽しみは、こうした海の幸を存分に活かした料理を味わうことにあるでしょう。

牛乳瓶にウニ!

三陸海岸のちょうど中ほどにある宮古市は、盛岡藩の外港として発展した町です。江戸時代には三陸と江戸を結ぶ海運の拠点であり、水産物を扱う商人が集まる奥州有数の商港として栄えました。
宮古の魚店の店頭に並んでいるのが、牛乳瓶に入ったウニです。ウニはデリケートで形が崩れやすい食材。また、よく保存のために塩やミョウバンなどが使われることもありますが、そうするとどうしても新鮮なウニの味が損なわれてしまいます。そこで地元で考え出されたのが、牛乳瓶につめて保管する方法でした。保存料などを一切使わないため、ぷりっとしたウニの形、濃厚な味わい、潮の香りが生きています。ウニのシーズン、地元の人が楽しみにしているこの地ならではの贅沢です。またお盆の時期など、家族が都会から帰ってきたときには最高のもてなしとなります。

いまや宮古名物「瓶ドン」

宮古駅前にある『魚菜亭 すみよし』は宮古名物「瓶ドン」を最初につくった店です。牛乳瓶のウニをヒントに、宮古名物を牛乳瓶に宝箱のようにぎっしりと詰め、炊き立てのごはんに好きなように盛って食べるのです。ミニ瓶ドンという小ぶりサイズでも、イクラがこんもりと盛り上がる贅沢さです。この日の牛乳瓶のなかには、宮古のめかぶ、宮古トラウトサーモン、スルメイカ、ホタテ、イクラがぎっしり。
どんぶりに盛られた海苔を散らしたごはん(お米は岩手のひとめぼれ)の上にはウニが鎮座し、そこに瓶から取り出した海鮮を載せていきます。思ったより量が多く、お寿司やさんに負けない、新鮮で品質の高い魚介が楽しめます。
宮古は海藻も名物。ワカメやメカブも歯ごたえがあって美味。添えられたワカメの味噌汁は潮の香りたっぷりで瓶ドンのよきバイプレーヤーという感じです。

その日ごとの海鮮を堪能

もっと贅沢に三陸の海の幸を堪能したいという人は、このお店自慢の三陸丼もおすすめです。瓶ドンに詰められた魚介にプラスして、タラやヒラメなどの白身魚やホタテ、タコ、イカ、北寄貝など、この地ならではの名物がずらりと丼の上に。
旬の魚を知りたいときは、宮古の魚菜市場へ。第2次大戦後に青空市として始まり、今も宮古の台所として親しまれています。初夏から夏にかけては、もちろん牛乳瓶に入ったウニも並び、三陸の海の恵みが一目で実感できる場所です。

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