生活・くらし

2009.08.04
連日、真夏日を超え、湿度も高い日本の夏。
この時期、もっとも心配なのは「食品の管理」ですよね。いたみやすい生鮮食品はもちろん、調理後のお料理の保存も難しく、「食中毒を起こさないか」と、常に心配になります。かといって、口に入れる食品を、強力な洗剤で殺菌するわけにもいかず......。保存方法が悩みの種となる季節です。
そこで今回は、安全にできるキッチン周りの除菌方法をご紹介します。安全・快適な夏のキッチンを目指しましょう!
その1 手や調理器具は清潔に!
調理の基本は、まず「手」や「調理器具」を清潔に保つことです。いうまでもなく、調理前の手洗いは必須条件です。たんに手のひらをこすり合わせるだけでなく、爪や指の間、さらには手首まで、しっかりと石けんをつけて洗浄しましょう。
また、調理器具の中でもっとも注意したいのが、「まな板」の使い方です。「まな板」はできるだけ2枚用意して、精肉や加熱用鮮魚など「これから加熱するもの」を切る場合と、サラダや加工食品など「加熱しないで食べる」ものを切る場合とで使い分けるようにしましょう。菌の繁殖を防ぐことができます。そのほか、ふきんやタオルは、湿ったまま置いておくと雑菌が繁殖してしまいますので、調理が終わった後は、かならず洗剤で洗浄し、乾かすようにしましょう。
その2 食材は、しっかり加熱を!
調理のポイントとしては、とにかく「食材をしっかり加熱すること」です。強烈な腹痛や吐き気をもたらす「O-157」も、75度以上で1分間加熱すると菌が死滅します。そのため、生鮮食材を調理する際には、表面だけでなく、しっかりと中まで火が通っているかどうか確認するようにしましょう。また、夏場は生レバーやユッケなど、生で食べる食材は避けたほうが無難です。
その3 保存温度は適切に!
食材を買ってきたら、まず「冷蔵庫に入れるもの」と「常温で保管するもの」に分けます。加工食品の場合、パッケージの裏側に「●度以下で保存してください」とか「高温多湿を避けて保存してください」といった保存温度に関する注意書きがありますので、確認したうえで保存場所を選びましょう。冷蔵庫や冷凍庫に保存する場合は、庫内の温度が適切に保たれているかをチェックすることも大切です。冷蔵庫は10度以下、冷凍庫はマイナス15度以下を維持することが望ましく、場所によっても温度が異なりますので、食材によって保存場所を分けることが大切です。また冷蔵庫は、30秒開けっ放しにすると10度温度が上昇してしまうので、開閉についても注意するようにしましょう。
そのほか、注意したいのが「お弁当」の保存方法です。お弁当箱に食材を詰めた後は、十分に冷ましてからフタをすることで雑菌の繁殖を防ぐことができます。
食中毒を防ぐためには、キッチン自体も清潔であることが重要です。しかし、食器やまな板など、直接食べ物に触れるものを洗剤で除菌するのは不安がありますよね。
そんな場合は、殺菌力が高く、人体にも悪影響のない「酢」(酢酸)を使ってみましょう。
酢は、すでに様々な研究によって、O157、サルモネラ菌、ボツリヌス菌などの食中毒の原因となる菌に対して殺菌効果があることが証明されています。しかも、わずか酢酸濃度0.1%で菌の増殖を防いでくれるというのですから、その効力の高さは驚くべきもの。また、塩素系殺菌剤とは違い、人体に与える影響もないので、口に入れるものにも安心して利用できます。
~酢で除菌してみよう!~
まな板に酢を数滴垂らしてよくのばし5分ほど放置した後、洗い流します。また、ふきんに数滴の酢を含ませ、流し台や水回りを拭くと驚くほどピカピカになるだけでなく、カビの増殖も防いでくれます。食器棚や冷蔵庫の拭き掃除にも利用できるので、スプレーボトルに水と酢を2対1の割合で混ぜ、拭き掃除の際に吹き付けて利用すると便利です。また、食器洗い用のスポンジやふきんを煮沸消毒する際に、数滴酢を加えると、より殺菌効果が高まります。
そのほか欧米では、コーヒーメーカーを洗浄するときに酢を使用することがあるそう。ご家庭でも試してみてはいかがでしょうか。
また、酢を調理に使用することで、食中毒の発生を防ぐことも可能です。体に取り入れても安全ですし、高温になっても殺菌効果が低下しない酢は、夏に欠かせない調味料といえるでしょう。
~お弁当にも最適! 食中毒を防止する酢を利用した調理法~
いかがでしょうか? 安心・安全に殺菌できる酢を取り入れて、夏の食中毒を防ぎましょう!
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