生活・くらし

2009.04.07
"大掃除"というと、日本では「年末にするもの」というイメージが一般的ですよね。しかし実はこの「大掃除」、他の国ではまた違った時期に行うこともあるのです。
欧米では、年度の変わり目である"春"に大掃除をすることが多く、これを「Spring Cleaning」と呼んでいます。
なぜ春に大掃除?と思われるかもしれませんが、寒さ厳しい冬の掃除は、どうしても億劫になりがちなもの。気候が穏やかになる春は、換気のために窓を開けたり、水回りのお掃除も寒い冬ほど苦にならないという、合理的な理由があるのです。また、春は衣替えのシーズンですから、合わせてクローゼットの大掃除をしたりするにも都合がいいようです。
そこで今回は、心までフレッシュになる「春の大掃除」のポイントをご紹介しましょう!
欧米のご家庭では、一般的な「Spring Cleaning」。
まずは、春の大掃除にはどんなメリットがあるのか、探ってみましょう。
メリット1:暖かくなるので気持ち良くお掃除できる
寒い冬と違って、ポカポカ陽気の春ならば、窓を開け放って気持ち良くお掃除できます。
メリット2:引っ越しや模様替えと合わせて大掃除できる
新生活がスタートする春は、引っ越しや、お部屋の模様替えが多い季節。そのタイミングに合わせて「Spring Cleaning」をすれば、一度でスッキリ片付きます。
メリット3:衣替えと合わせて、クローゼットもクリーニングできる
春の衣替えに合わせて、クローゼットの中まで大掃除すれば、大事な衣類が長持ちします。
メリット4:梅雨の前に大掃除をしておくことで、湿気対策ができる
押し入れやクローゼットといった"湿気"がたまりやすい部分をしっかり大掃除しておくことで、ジメジメした梅雨時期もスッキリ乗り切ることができます。
日本では年末に大掃除をしているため、春にもう一度大掃除するほど汚れがたまっていないかもしれません。そんな場合でも、メリット2や3のような機会に整理整頓を心がけておけば、部屋はぐっとスッキリします。また、湿気の多い日本では、メリット4の湿気対策も見逃せないポイントです。
では、次に具体的な「春のお掃除」のポイントをご紹介しましょう。
では次に、「Spring Cleaning」では、ご自宅のどんな場所を重点的にお掃除すればよいのでしょうか?
まず1つ目は、玄関や窓ガラスやサッシ、といった外から埃が入りやすい部分をポイントに行いましょう。なぜなら春先は、大陸から吹く強い風とともに"黄砂"が運ばれてきたり、花粉が舞い込んだりしやすいので、すぐにお家の中が埃っぽくなってしまうからです。お掃除のコツは、狭いスペースにも使用できるブラシを利用して、玄関やサッシの隅までしっかり埃を掻き出すこと。
また、窓ガラスは、春の日差しを浴びて最も汚れが目立ちやすい部分ですから、クリーニング剤を利用して、しっかり拭き取りましょう。
2つ目は、前項(欧米では春に大掃除?「Spring Cleaning」)でご紹介したように、クローゼットや押し入れ、といった湿気がたまりやすい部分の大掃除。湿気の多い梅雨がやってくる前に、湿気対策を施しておくことが大切です。詳しいポイントは、次からご紹介します。
日本ならではの気象、「梅雨」。春のお掃除と一緒に湿気対策をしておくと、梅雨時期のカビ防止にもなります。
まず、クローゼットの場合には、市販されている除湿シートや、ミニサイズの除湿器など内部に設置すること。また、収納方法としては「(1)衣類を詰め込みすぎない」「(2)カビの成分となるシミ・汚れをクリーニングしてから収納する」「(3)湿気は下にこもるので、シルク・ウール・カシミヤといった湿気に弱い素材は上部に収納する」といった点に気をつけましょう。
また、押し入れの場合は、"スノコ"を下に敷いて風通しをよくしてあげると、湿気がたまりにくくなります。
新生活がスタートする春。「Spring Cleaning」で、気分一新してみましょう!