趣味・教養

2011.05.11
いまや子どもだけでなく、大人もハマるアニメーション。これまで日本のアニメは世界でも高い評価を得てきましたが、昨今、韓流ブームでも知られる韓国発のアニメも大人気です。その作品の一つが、青いペンギンのポロロが活躍する「ポロンポロン・ポロロ」。今回は、ポロロと仲間たちをデザインした切手シートをご紹介しましょう。アニメ本編と同じく、切手も韓国では注目の的だそうですよ。
「ポロンポロン・ポロロ」は、世界110カ国以上で放映され人気を集めている韓国を代表するCGアニメーション。いつか空を飛びたいと願う子どもペンギンの「ポロロ」と、ガールフレンドの「ペティ」、ホッキョクグマの「ポビー」、キツネの「エディ」、ビーバーの「ルーピー」たちが一緒に暮らす村の物語です。2003年11月からEBS(韓国教育放送公社)で放映を開始し、その後ヨーロッパや南米などにも輸出され、世界中の子どもたちを夢中にさせてきました。特にフランスでは、2004年に視聴率47%という驚異的な記録を打ち立て、同放映時間の視聴率1位を獲得。日本でも、2006年に子ども番組の1コーナーとしてオンエアされ、当時話題を集めていました。
そんな「ポロンポロン・ポロロ」ですが、生まれ故郷の韓国では、あまりに人気が出すぎて、乳幼児を持つママたちの間で「ポロロをあまり早くから見せないように」と話が出るほど。その理由は、子どもにポロロを一度見せてしまうと、だれもがすぐとりこになり、街にあふれるポロロのキャラクター商品を欲しがるようになるからだそうです。
オンエア当初の制作チームは、グラフィックデザイナー、アニメーション監督、漫画家などで構成されていました。それまで歩んできた道はバラバラで、彼らの共通点といえば「漫画や絵が好き」、そして全員「1970年生まれ」ということだけだったそうです。 南極に住むペンギン、北極のホッキョクグマ、さらには砂漠に住むはずのフェネックギツネ、伝説の生き物ドラゴンなどが同じ村に住む現実を超越した設定も、スタッフによれば、「そういう論理的な疑問を抱く必要がないのが子どもの世界。僕たちもアニメを作るときは童心に返るのさ」と、意に介さない様子です。
そして、今年2月に発行された「ポロロ記念切手」は、本国ですぐに爆発的な売れ行きとなり、販売初日からたった9日間で初回販売数400万枚のうち、80%の320万枚が売れました。この数字がどれほどすごいかは、昨年大人気となったフィギュアスケート金メダリスト、キム・ヨナと氷上の英雄10人がデザインされた「2010年バンクーバー冬季オリンピック氷上世界制覇」記念切手の販売実績が、9日間で全体数550万枚の35%にあたる192万枚ですから、この事実と比べても、「ポロロ」の熱狂的な人気をご理解いただけることでしょう。
「韓国のキャラクター」シリーズ第1弾として発売された、「ポロンポロン・ポロロ」がデザインされた、切手10枚を収めるシート。キャラクターたちの愛らしい表情に、つい笑顔がこぼれる切手シートをお手元で眺めれば、毎日をちょっと幸せ気分で過ごせそうですね。
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