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趣味・教養

切手~小さな四角の世界~

2010.12.08

北海道鉄道130周年を記念する切手を発売!北の大地を走り続ける~北海道鉄道130周年~フレーム切手

1880(明治13)年11月28日、北海道の鉄道史が始まって以来、列車は広大な大地を、雪深い山間部を力強く走り続け、旅客や物資移動の原動力となってきました。そしてこのたび、特選鉄道紀行シリーズ第2弾として、「北海道鉄道130周年」の節目を記念する、フレーム切手が発売されました。旅の高揚感を盛り上げてくれる、北海道の代表的な列車たちを切手の世界でたっぷりお楽しみください。

石炭輸送から、乗ることそのものを楽しむ列車へ

北海道の鉄道は、1880年に官営幌内鉄道が小樽市手宮~札幌間で開業したのが始まりです。この鉄道を計画した明治政府は、北海道の豊かな資源に目をつけ、北海道開拓使を設置。アメリカ人鉄道技師J・U・クロフォードを招へいしました。何度も測量や地質調査を重ねた末、実際の建設工事は、1880年1月に着工。同年11月28日には手宮~札幌間約35.9kmが開通するという、当時としてはなかなか素早い展開だったそうです。

開業時は、旅客ではなく道内で産出される石炭輸送が主な任務でしたが、その後しばらくして、人や物資の輸送もまかなう開拓鉄道としての役割が大きくなってきます。つまり北海道開拓と発展の歴史は、鉄道とは切っても切れない縁にあるのです。

そして現代。雄大な自然や良質な温泉、ウィンタースポーツの楽しみ、そして土地ならではのグルメなど、さまざまな魅力に惹かれ、年間を通じて多くの観光客が訪れる北海道。いつしか列車に乗ることそのものも見逃せないイベントになっていました。行楽目的の列車としては、1980~1990年代より相次いで運行された観光用列車、臨時列車の「ジョイフルトレイン」の存在が大きいでしょう。

大きな窓を持つ、眺望を重視したリゾート列車。懐かしい形のSLやディーゼル機関車。斬新なデザインの特急など、ここでしか出会えない列車に、鉄道ファンはもちろんファミリーにも大人気。時代の流れとともに運行本数が減り、廃止になってしまったものもありますが、今でもたくさんの個性的な列車が、大地の風を切って運行中です。

130年の歴史を代表する列車を切手デザインに

今回発売された切手図案には、いずれも北海道を代表する列車・鉄道車両の写真を10種類使用しています。切手を収めるホルダー内側には、これら列車・車両の解説も掲載。切手図案となった列車・車両は、上段左より「富良野・美瑛ノロッコ号」「SLニセコ号」「寝台特急北斗星」「クリスタルエクスプレス」「ノースレインボーエクスプレス」、下段左より「特急スーパー北斗」「特急オホーツク」「SL冬の湿原号」「寝台特急カシオペア」「キハ40」となっています。

「富良野・美瑛ノロッコ号」は、大きな車窓から北の大地の雄大な自然を眺められるトロッコ列車です。視界いっぱいにラベンダーが咲き乱れる富良野・美瑛(びえい)の丘や、大雪の山並みを眺めながら走ります。6月から10月までの期間限定で、途中で臨時駅「ラベンダー畑駅」にも停車。ラベンダー畑を歩いて散策することもでき、初夏から初秋にかけての、さわやかな北海道をのんびりと楽しめます。

「SLニセコ号」は、札幌駅と蘭越(らんこし)駅間を運行する、蒸気機関車牽引による臨時列車。余市・仁木周辺の果樹園、羊蹄山(ようていざん)やニセコの森を抜け、北海道ならではの大自然の中をひた走ります。主に9月から11月の秋季に運行し、紅葉を堪能できる列車としても有名です。
車内インテリアも、温泉や紅葉をイメージしており、各車両に取り付けられた北一硝子のランプが、柔らかな雰囲気を醸し出しています。

一度は乗ってみたい列車として、常に人気の「寝台特急北斗星」。1988年の青函トンネル開通とともに運行が始まったこの列車は、当時からシーズン中は切符の予約が取り難いことでも有名。それもそのはず、車内の豪華さは他の列車に群を抜き、A寝台一人用個室「ロイヤル」は、ビデオ、オーディオ、シャワールーム、洗面台、トイレまでを完備。ウェルカムドリンク、モーニングコーヒー、朝刊サービスや、ルームサービスも受けられる、まさに「走る一流ホテル」なのです。

「クリスタルエクスプレス」は、スキー客専用列車の多い北海道でも人気の列車。先頭車両は運転台を2階に上げて1階部分には展望室を設置。さらに客室部分も床面を高く配置したハイデッカー構造のドームカーを連結するなど、車外の雪景色をたっぷり堪能し、スキー場までの期待が膨らむ仕掛けとなっています。

「ノースレインボーエクスプレス」も、同じくスキーリゾート列車の第6弾として登場しました。大きな連続窓と天窓を持ち、1両ごとに車体のラインカラーが違う、乗っても見ても楽しい列車です。函館本線の高速化に合わせて、最高時速130kmという高速性能が自慢。電気機関車の牽引で、青函トンネルを抜けて本州方面まで運用できる仕様を持つのが特徴です。

「特急スーパー北斗」は、洞爺湖の噴火湾(内浦湾)をイメージしたという堂々たるブルーフェイスが特徴。北海道で初めて導入された振子式の気動車です。カーブ時の走行安定性を高めつつ、最高時速130km運転を実現し、北海道における高速鉄道輸送の新時代を切り拓きました。札幌~函館間を最速3時間で結び、現在でもこの区間のハイシーズンには、通常7両の編成が増結運転することもあるほどの人気ぶりだそうです。

「特急オホーツク」は、札幌~網走間を最速5時間15分で結ぶ、道東の足。車体は明るいグレーを基調に、グリーンとラベンダーカラーのラインで飾ったキハ183系特急気動車です。列車名の「オホーツク」はご存じのとおりロシア語ですが、ロシア語由来のJR特急は、あとにも先にもこれだけだそうです。実は「オホーツク」の運行当初は、特急ではなく旭川~網走間の準急でした。札幌~網走間に延伸後は急行に昇格し、ついには特急へとのぼりつめた出世列車なのです。

個性的な名前が特徴の、「SL冬の湿原号」。平成12年1月に釧路~標茶(しべちゃ)間で運転を開始した、冬の人気観光列車。1月~3月の期間限定運行です。白銀の釧路湿原と力走する黒いSLの対比が美しい風景となり、この列車へ乗るだけでなく、撮影をするために道東を訪れる観光客もいるほどです。

日本の寝台車両の中でも最高峰に君臨する、豪華仕様の「寝台特急カシオペア」。移動目的ではなく、列車の旅そのものを優雅に楽しむための列車です。日本初の全車A寝台個室で、オール2階建の車両に「カシオペアスイート」「カシオペアデラックス」「カシオペアツイン」「カシオペアコンパート」があり、それにダイニングカー、ラウンジカーが連結した12両編成。特に、1室のみの展望室タイプ「カシオペアスイート」は、発売と同時に売れ切れるほどの、プレミアチケットとして羨望を集めています。

鉄道ファンならだれもが知っている、「キハ40」。1977年から非電化ローカル線用に量産された気動車で、使用される土地の気候ほか条件により、多彩なバリエーションが存在します。現在は、地域ごとにオリジナルの塗色をされ、北海道の日高本線で運行中のキハ40-350番台は、青をメインにピンクのラインがアクセントの、美しいカラーリングが目印です。

いかがですか? 個性的な列車たちの競演は、手元で眺めているだけでもほれぼれしますね。ご自身のコレクションとしてはもちろん、解説付きなので、鉄道好きのお子さんやお孫さん、旅が趣味のご友人などへプレゼントしても、お喜びいただけるのではないでしょうか。

特選鉄道紀行シリーズ第2弾 「北海道鉄道130周年」フレーム切手
 ▲ホルダー表紙
特選鉄道紀行シリーズ第2弾 「北海道鉄道130周年」フレーム切手
 ▲ホルダー中面
  • 切手名称:特選鉄道紀行シリーズ第2弾 「北海道鉄道130周年」フレーム切手
  • 発売元:株式会社郵趣サービス社
  • 発行日:2010年11月1日
  • 販売価格:2,500円(税込)
  • 切手額面:50円切手が10枚(シールタイプ)
  • 切手シートサイズ:ヨコ182×257ミリ
  • 特製ホルダーサイズ:ヨコ205×275ミリ
購入はスタマガネットへ

※各画像をクリックすると拡大できます。

特選鉄道紀行シリーズ第2弾 「北海道鉄道130周年」フレーム切手
 ▲切手シート

※ご案内の「北海道鉄道130周年」フレーム切手は郵便局では販売しておりません。
JR北海道商品化許諾済

協力:株式会社郵趣サービス社

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