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趣味・教養

切手~小さな四角の世界~

2010.05.12

日本の鉄道シリーズ「梅小路蒸気機関車館のSL」フレーム切手

いまや全国でも数ヶ所でしか見られない蒸気機関車が一堂に会する「梅小路蒸気機関車館」。2010年5月、京都市下京区にある同博物館に保存されているSLのうち、人気の10種の車両をデザインしたオリジナル切手が発行されました。一時代を作ったSLたちの雄姿を、切手の世界でもお楽しみください。

「動態保存」を目指して作られたSL博物館

かつて、日本の陸上輸送を一手に担った蒸気機関車。白い煙をもうもうと吐きながら走るその雄姿も、鉄道のディーゼル化や電化にともない、次第に目にする機会が少なくなっていきました。これらの蒸気機関車を、「形」だけでなく駆動のための技術や機械・部品にいたるまで「動態保存」するため作られたのが、京都市にある「梅小路蒸気機関車館」です。

「梅小路蒸気機関車館」は、1972年、当時の国鉄が鉄道開業100周年記念事業としてオープンしました。建物は梅小路機関区の扇形車庫を活用しており、今でも梅小路運転区の車両基地として、蒸気機関車や嵯峨野観光鉄道のDE10形ディーゼル機関車が所属しているそうです。

圧巻の光景、人気のSLが勢ぞろい!

館内は、旧梅小路機関区の扇形車庫と転車台をそのまま利用した「蒸気機関車展示館」と、旧二条駅舎を移築した「資料展示館」により構成されています。なかでも1914年に作られた扇形車庫は、その翌年完成の電動天井クレーンや引き込み線とともに、国の重要文化財に指定されるほど貴重なものとなっています。

扇形車庫では、蒸気機関車17形式19両が展示され、そのうち7形式7両がいわゆる「動態保存」されている状態。さらに、5形式5両は今でも車籍があり、「SLやまぐち号」、「SL北びわこ号」など、観光用蒸気機関車として、現役で活躍しています。また展示されている「SLスチーム号」は、館内の線路でのみ運転中。一度は観ておきたいSLです。

「展示資料館」として利用される旧二条駅舎は、1904年、京都鉄道の本社社屋を兼ねた駅舎として建設され、平安神宮を模した姿は、日本現存最古の木造2階建和風駅舎としても有名です。1996年には、京都市有形文化財に指定されました。

切手シートはSLの歴史を知る上でも貴重な資料に

そんな「蒸気機関車展示館」に保存・展示されるSLのうち、今回の切手デザインに採用されたのは、「1070形1080号機」、「9600形9633号機」、「8620形8630号機」、「C51形239号機」、「C53形45号機」、「C57形1号機」、「D51形200号機」、「C56形160号機」、「C61形2号機」、「C62形2号機」の10種です。

SLの代名詞にもなっている「D51」通称「デゴイチ」をはじめ、そのどれもが、これまでたくさんのお客と荷物を乗せて、日本の線路を西へ東へ、大活躍していました。そして今回は特別に、切手を収める特製ホルダーに、デザインへ採用されたSL車両の解説を掲載。鉄道の歴史を知る上でも、貴重な切手シートとなっています。

近代日本における鉄道の黎明期を支えた、SLたちの精悍な横顔。みなさまもぜひお手もとでご覧いただきながら、ひととき、古き良き時代の旅情へと思いをはせてみてはいかがでしょうか。

日本の鉄道シリーズ 梅小路蒸気機関車館のSL 切手シート

  • 発売元:株式会社郵趣サービス社
  • 商品番号:840679
  • 発行日:2010年5月10日
  • 販売価格:2,500円(税込)
  • 切手額面:50円切手が10枚(シールタイプ)
  • 切手シートサイズ:ヨコ182×タテ257ミリ
  • 専用ホルダーサイズ:ヨコ205×タテ275ミリ

購入はスタマガネットへ
※各画像をクリックすると拡大できます。

日本の鉄道シリーズ 梅小路蒸気機関車館のSL ホルダー表紙 日本の鉄道シリーズ 梅小路蒸気機関車館のSL ホルダー中面

※ご案内の「梅小路蒸気機関車館のSL」フレーム切手は郵便局では販売しておりません。
写真提供:田中秀樹 JR西日本承認済

協力:株式会社郵趣サービス社

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