趣味・教養

2010.03.10
目・耳・舌・鼻・皮膚から知る五つの感覚。それが「五感」です。人は五感を働かせてその一生を豊かなものにしているといっても、過言ではありません。今回は、そんな五感をイメージした新作・変わり種切手をご紹介しましょう。みなさまも、この切手をお手元に置いて、あらためて動物が生まれ持つ感覚の素晴らしさを思い起こしてみてはいかがでしょうか。
視覚・聴覚・味覚・嗅覚(きゅうかく)・触覚。いわゆる五感(ごかん)とは、人間を含む動物が「他」、つまり自分をとりまく外の世界を感知するものです。現代では、すでにお母さんのお腹にいる間から「五感」のいくつかを働かせることができるのも分かっているそう。生まれたばかりの赤ちゃんが、お母さんのおっぱいの匂いをかぎわけられるという実験結果も出ています。
身体的な成長、また暮らしの中でさまざまな経験をつむことで、五感はよりいっそう発達します。学習することで「安全・危険」「楽しい・苦しい」「美味しい・まずい」など、自分にとってよりよいものを選び取る助けにもなっているのです。
この素晴らしい感覚たちを言葉に表し、初めて分類したのは、古代ギリシャの哲学者アリストテレス。彼の著作『魂について』に、五感について詳しく書かれています。
ではなぜ、アリストテレスは感覚を5つに分類したのでしょうか。いまでこそ、生物に関しては遺伝子レベルまで研究が進んでいますが、当時はまだまだそれほど高度な学問が周知されているはずもありません。そこで身体の表面にある「器官」を中心として、これらの器官がどのような働きをするのか研究したうえで、目(視覚)、耳(聴覚)、鼻(嗅覚)、舌(味覚)、皮膚(触覚)の5つに分けたのだそうです。
これらの感覚は、私たちの日常会話の中でも「五感をフルに活用して...」など、全身の知覚能力をまとめて指す言葉として使われます。しかし医学や生物学上でいうと、内臓感覚や平衡感覚ほか、少なくとも動物には9種の感覚があるとされ、そのジャンルによってはさらに細かく分類できるとか。また、犬のすぐれた嗅覚をはじめ、その種により発揮する能力も大きく違うことが分かっているのです。
協力:株式会社郵趣サービス社
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