趣味・教養

2009.09.09
2009年10月1日、東海道新幹線は開業から45周年を迎えます。初代0系新幹線は2008年11月に惜しまれつつ引退しましたが、後を引き継ぐ新幹線たちが元気に東海道をひた走り、変わらず鉄道ファンの注目の的となっています。今回は、この東海道新幹線開業45周年を記念して発売される、オリジナルフレーム切手をご紹介します。
昭和39(1964)年の開業から今日まで、一日も休むことなく多くの人々を乗せて走る東海道新幹線。昨年ついに引退した0系にはじまり、100系、300系、500系、700系やN700系まで、これまでに数多くの車両が登場してきました。もちろん、その最新性能だけでなく個性的な姿も話題になっています。
開業から1986年まで、20年以上の間に3000両あまりも製造された「0系」は、当初、普通車・グリーン車のほか、ビュフェ車両を合わせて、12両編成での登場でした。その後、1970年の大阪万博輸送を見込んで16両編成に増設されるほどの勢いを誇り、まさに、日本の大動脈を行き来する「夢の超特急」にふさわしい活躍を見せてくれました。続いて、この0系のモデルチェンジ車両としてお目見えしたのが、100系。
おりしも国鉄からJRへの民営化がはかられた1987年目前、1985年に登場した100系は、すべての車両にモーターをつけていた0系に比べて、16両編成のうち4両にモーターの要らない付随車を採用、製造コストの削減に成功しました。それだけではなく、グリーン車や食堂車などに2階建車両を組み込んだことで、100系登場時にはその堂々とした風貌が、鉄道ファンの話題をさらいました。
そして0系、100系ともに220km/hであった営業運転の最高速度を高める目的で開発されたのが、300系です。鉄仮面のようなフロントフェイスを持ち、東京~新大阪間を従来より約30分速い2時間30分で結ぶなど、劇的な時間短縮を達成。一時期は東海道・山陽新幹線の主力となっていました。
しかし、誕生の瞬間からその速度の更新も宿命づけられていたかのごとく、JRはさらなる「速さ」を実現する新型車両を投入します。それが、15mというロングノーズに青いボディが斬新な、500系です。500系は新幹線初の300km/hというスピードでの運転を達成し、1997年より東京~博多間直通の「のぞみ」として運用を開始。新大阪・博多間の所要時間を300系より15分早い2時間17分の記録を出しました。しかし、空気抵抗や騒音の低減を目指した細く丸い形状により、車内の快適さを犠牲にした部分も否めず、登場から10年で、後継に道を譲ることになります。
1999年に営業運転を開始した700系は、その特徴的なフロントの形状から「カモノハシ」とも称されます。最高速度こそ270km/hですが、速さと居住性、環境性能をバランスよく兼ね備えた車体で、共同開発のJR東海・JR西日本によりこれまで1200両あまりが生産され、あっという間に東海道新幹線の主流となりました。
そしてこれら"先輩"新幹線たちの活躍をベースとして、700系の持つ高性能・高機能をそのままに『高速性、快適性、環境性、省エネルギー』をグレードアップしたのが、N700系です。外観は700系に似ていますが、空気抵抗を減らすために「エアロ・ダブルウィング」と呼ばれるフロントフェイスや連結部全周ほろを採用、最高時速までの到達時間を300秒から180秒へと短縮するなどの進化を遂げました。さらに大型フルカラーLEDによる行先表示や車内の全席禁煙など、時代の要求に合わせた機能、サービスも実現されています。
今回ご紹介する切手シートには、こうした歴代の100系、300系、500系、700系、N700系といった東海道新幹線をデザイン。人気の高い0系新幹線の写真は、シート地と切手5枚に使用し、シートを収める紙製専用ホルダーには0系からN700系の車両の解説を掲載する豪華さです。まるで「新幹線図鑑」のようなこちらのシート、新幹線を使う旅の途中で、ちょっとした話題のネタにもなりそうですね。
秋の行楽シーズンに向けて、ぜひご家族のみなさまといっしょにご覧になってはいかがでしょうか。
▲切手シート |
▲ホルダー表紙
▲ホルダー中面 |
| ※画像をクリックすると拡大できます。 | |
※ご案内の「東海道新幹線開業45周年」フレーム切手は郵便局では販売しておりません。
JR東海承認済 JR西日本承認済