趣味・教養

2010.08.25
動物への理解を広め、動物と人間の良好な関係を築くことを目的に設けられた「動物愛護週間」。日本では毎年9月20日から26日がこの動物愛護週間と定められており、自治体や民間の動物愛護団体が協力して、さまざまな行事や普及啓発活動が実施されます。
今回は、まもなく迎える動物愛護週間にちなんで、身近なペットの代表であり、人間にとってよき友人でもあるイヌとネコの切手をご紹介いたしましょう。
カンボジアは正式名称を「カンボジア王国」といい、周囲をタイ、ラオス、ベトナムに囲まれたインドシナ半島の国です。世界遺産「アンコール遺跡」のある国としても知られ、世界中から多くの観光客がカンボジアを訪れます。銀細工やシルク製品、ナッツ、お菓子など多くの名産品がある中、この国のお土産として密かな人気を集めるのが、切手だそうです。それというのも、首都プノンペンの中央郵便局には、歴代の記念切手が一堂に会していて、国の歴史や自然・産業・風俗ほかさまざまなテーマでデザインされた珍しい切手が手に入るからなのです。
今回ご紹介した切手2種も、そんな記念切手のひとつです。いずれも1980年代以降に発行されたもので、ペットとして人気のイヌやネコをそれぞれ写実的なイラストで図案に採用しています。ネコ切手では、ペットショップにいるようなゴージャスなネコちゃんたちに混じって、愛らしい三毛猫の親子がひときわ目を惹きます。またアジア原産の有名なイヌたちがデザインされた切手には、日本の秋田犬も登場しています。
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世界で最も古い動物保護収容施設「バタシー/ドッグズ&キャッツホーム」。ロンドンで社会問題となっていた徘徊犬の人道的保護を目的として、1860年に設立されました。1884年からは王室もパトロンの一員となっており、現在まで施設は基本的に寄付金のみで運営されています。
2010年に「バタシー/ドッグズ&キャッツホーム」の設立150周年を記念して発行された切手図案は、同施設に保護され、新しい飼い主を得た幸せなイヌとネコたち。上段左から右へ、ピクシー、バトゥン、ハービィ、ミスター・タムナス、タフカ、ボリス、ケイシー、ティガー、レオナルド、ティアと、名前も付いています。
「バタシードッグ(キャット)」と呼ばれる彼らの里親になるためには、数々の厳しい審査をクリアしなくてはならず、それゆえ「人間の養子を迎えるより難しい」といわれているのだとか。バタシーで里親として認められることは、愛犬・愛猫家にとって非常に名誉なことなのです。
社会に動物愛護の精神が根付き、動物たちの将来に配慮したシステムが確立されているイギリス。「動物愛護の先進国」と呼ばれるゆえんです。
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