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趣味・教養

切手~小さな四角の世界~

2008.02.21

見てるだけで癒されるネコの切手2

「ネコの日」があることを皆さんご存じですか?20年ほど前、「ネコの日制定委員会」が全国の愛猫家から募集し、「ニャン・ニャン・ニャン」の語呂合わせで2月22日をネコの日としました。
そこで今回は、私たちの暮らしに身近な動物・ネコの切手を6つのボディタイプ別にご紹介します。それぞれ体型や個性は違っても、その表情やしぐさはいずれ劣らぬ愛らしさ。ネコ好きならずともきっと心が癒されることでしょう。

胴が短く、がっしりした体格が特徴の「コビー」

パラグアイ[ネコ7種連刷+3種連刷]
発行日:1973年6月

胴が短く、肩や腰のがっしりした「コビー」の代表格といえば「ペルシャ」。丸い顔にぺちゃんと潰れた短い鼻が特徴的ですが、一番のチャームポイント は何といっても絹のように光沢のあるふさふさのロングヘアでしょう。そのゴージャスな美しさから、ついた異名は「ネコの王様」。一見気位が高そうですが、 実は陽気で人なつっこく、気性はいたって穏やか。そんな親しみやすい性格も世界中で愛されている理由のひとつです。

歴史は古く、今から400年ほど前、トルコで貴重品として扱われていたアンゴラ猫がルーツといわれています。公式には1871年に開催された世界初のキャットショーに出陳されたのが最初で、その華麗な姿は大きな話題を呼びました。

「セミコビー」は
「コビー」と「オリエンタル」のいいとこ取り!?

ミクロネシア[ネコ4種]
発行日:2007年9月24日

ボディタイプ別には「セミコビー」に属する「スコティッシュ・フォールド」は、ぺたんと折り畳まれた小さな耳と大きな丸い目がキュートなネコ。「コビー」より四肢や胴、しっぽが長いのが特徴で、すらりとした体型の「オリエンタル」と「コビー」の中間タイプと言えます。

誕生したのは1961年と比較的最近のこと。スコットランドの小さな農場で飼われていたネコが産んだ子ネコたちの中に、一匹だけ耳の垂れたものがい ました。「スージー」と名づけられたそのネコがやがて成長して子ネコを産むと、その中にも同様の耳をしたものがいたことからブリーダーたちが注目。早速研 究・交配が始められ、1978年に血統ネコの登録団体CFAで公認されました。

すらりとスマートなボディの「フォーリン」

ミクロネシア[ネコ4種]
発行日:2007年9月24日

カップ状の大きな耳がトレードマークの「アビシニアン」。「フォーリン」タイプの特徴であるしなやかなボディに、黄金色の短毛がキラキラ輝く野性味あふれる美しい容貌は、アメリカでは常にトップクラスの人気を誇っています。

名前の由来は、1874年に発行された本に「英国の兵士がアビシニア高原(エチオピア)から持ち帰った珍しいネコ」と紹介されたことにちなんでいるとか。あまり鳴かない無口な猫種ですが、好奇心はとっても旺盛。よく遊び、よく眠る、元気な子どものようなネコです。

古代エジプトネコの特徴を受け継ぐ
「セミフォーリン」

「セミフォーリン」タイプ独特の丸みのあるくさび形の顔が特徴の「エジプシャン・マウ」。その名のとおりエジプトに生まれ、紀元前1400年頃発祥 した「イエネコ」がルーツです。“マウ”が古代エジプトでは“神聖なネコ”を意味したように、ピラミッドの壁画やパピルスにはエジプシャン・マウそっくり の美しい斑点模様のネコが描かれています。

とても頭のいいネコで、慣れない人には距離を置きますが、飼い主に対しては甘えん坊。くっきりとしたアイラインに縁取られたアーモンド形の目で相手を見つめ、小鳥がさえずるような声で鳴く姿は、飼い主にとってはたまらない魅力でしょう。

フィリピン[ネコ田型連刷+小型シート]
発行日:2006年9月9月

ネコ界のスーパーモデル!?
手足が長く容姿端麗な「オリエンタル」

タイ[シャムネコ4種]
発行日:1971年3月

最初にご紹介した、「ペルシャ」に代表される「コビー」の対極の体型が「オリエンタル」。その代表である「シャム」は、洗練されたシャープなボディ ラインとサファイアブルーのアーモンドアイが特徴です。原産国はタイで、すでに14世紀には仏教の僧侶や王族に大切に飼われていたという古い記録が残って います。

ネコ界の女王ともいわれるほど優雅な容姿もさることながら、人なつっこく社交的な性格も人気の理由。感受性が強く、甘えん坊の一面もあり、ときにはじゃれついて愛情のおねだりをすることも。

野性的で力強いルックスが魅力
「ロングアンドサブスタンシャル」

ガーナ[ネコ4種]
発行日年2007年9月15日

「ロングアンドサブスタンシャル」の特徴である、がっちりとした力強い体型の持ち主「ノルウェージャン・フォレスト・キャット」。このネコは、原産地北欧の神話で、愛と繁栄の女神フレイアが乗った車を引く巨大なネコとして登場するほど、古い歴史を持っています。

“妖精のようなネコ”ともいわれ、外見とは裏腹に性格はとてもやさしく穏やか。人に対して静かな信頼を寄せることから、日本でも人気急上昇中です。豊かなロングヘアは、上毛と下毛が重なり合った分厚いダブルコート。これなら北欧の寒い冬も何のそのですね。

切手トリビア~ネコ編・2~ 世界最初のネコの切手はリンドバーグの愛猫?

ネコが切手に描かれたのは、1930年にスペインで発行された航空切手が最初でした。でも、なぜネコが航空郵便用の切手に登場することになったのでしょう?

実は、この切手の図案は、大西洋単独無着陸横断飛行に世界で初めて成功したリンドバーグの偉業を顕彰したもの。左上の人物がリンドバーグで、後ろ姿 のこのネコは彼の愛猫“パトシィ”。リンドバーグはパトシィを大そう可愛がり、飛行にも一緒に連れて行こうとしたのですが、危険が伴うとの判断から泣く泣 くあきらめたとか。そんなご主人を、パトシィは地上からどんな思いで見送ったのでしょう。

スペイン[航空切手9種]
発行日:1930年10月

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