健康・美容

2008.12.04
いよいよ年の瀬が迫ってきた今日この頃。あと少しで仕事納め、という会社や友人、知人との忘年会続きで、この時期は「毎晩のように飲むことになる」という方も多いのではないでしょうか。
一年を締めくくる楽しい忘年会ですが、つい飲みすぎてしまい、翌日は二日酔いでぐったり...なんてことも多くなるもの。そこで今回は、この時期とくに気をつけたい"二日酔いにならない飲み方"をご紹介したいと思います。ふだんの生活や、お酒を飲む直前・直後のちょっとした対策で、二日酔いや悪酔いを防ぐことができます。お酒で失敗しないために、ぜひチェックしておきましょう!
では、二日酔いの対策をご紹介する前に、まず「なぜお酒を飲むと二日酔いや悪酔いをするのか」、そのメカニズムをご説明しましょう。
体内に入ったアルコールは、胃や腸から吸収され、血管を通って肝臓に運ばれます。
この段階で、血中のアルコール濃度が0.05%を超えると"ほろ酔い"状態となり、0.15%を超えると、「記憶がない」といった"酩酊状態"となります。
肝臓は、運ばれてきたアルコールを分解し始めますが、分解する途中で"アセトアルデヒド"という毒性の強い物質が発生します。肝臓の働きが活発であれば、速やかにこれを代謝できるのですが、アルコールの量が多すぎたり、肝機能が衰えていたりすると、いつまでも体内に残ってしまいます。これが、二日酔いや悪酔いの一因なのです。
つまり、二日酔い対策には「肝機能の向上」が必要になってきます。
では、どうやって肝機能をアップさせればよいのでしょうか?下記に3つのポイントを挙げてみました。
~飲む前に~
日頃からバランスのよい食生活を心がけ、十分に睡眠をとっておくことは、二日酔い対策としてだけでなく、健康的な生活を送るために大切なことです。
とはいえ、「仕事が忙しくて、不規則な生活になりがち...」という方も多いでしょう。
そんな場合は、お酒を飲む直前でもかまいませんので、アルコールの吸収を穏やかにしてくれる「チーズ」や「牛乳」などを摂取して胃の粘膜を保護することでアルコールの吸収量を抑えることができます。また、飲む前に、肝機能の働きを助ける「ウコン」や「亜鉛」などのサプリメントを摂取するのも効果的です。
~飲んでいる最中に~
お酒を飲み始めたら、アルコールだけを摂取するのではなく「食べながらゆっくり飲む」ことが大切です。また、肝機能の働きを助けたり、アルコールの分解を促進してくれるようなおつまみをチョイスするよう心がけましょう。
また、もちろん自分の「適量」を知っておくことも大事。キャパシティを超えて飲み過ぎてしまっては、肝機能を向上させていてもひどい二日酔いになってしまいかねません。楽しく飲んで、翌日も元気に過ごすにはどの程度でストップすればいいかを把握しておきましょう。
とはいえ、「勢いに任せて、ついつい飲み過ぎてしまった」なんてこともありますよね。では、二日酔いや悪酔いをしてしまった場合は、どう対処すればよいのでしょうか?
まず大切なのは、水分をたっぷりとって体内のアセトアルデヒドを尿と一緒に排出してしまうことです。
たとえば、一般的な食品ではアルコールの分解力を高める「柿」や「お茶と梅干し」といった組み合わせもよいでしょう。
ただし、二日酔いを素早く解消するためには、日頃から肝機能の働きを高める食品を摂取しておくことが大切です。
例えばウコンなら、飲酒によるダメージから肝臓を守るクルクミンという成分が含まれています。二日酔い防止のため、直前に飲んでおいても効果があるとされますが、直前だけでなく日々の生活に手軽に摂取できるウコンのサプリメントなどを取り入れておけば、肝機能を高められるでしょう。