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健康・美容

2008.09.05

現代人は「目」が命!?スッキリ見える!目の"アンチエイジング"に挑戦

心地良い風が吹き抜ける、秋の夜長。「読書の秋」と言われるように、虫の声に耳を傾けながらページをめくるひと時は、今も昔も風情ある秋の風景です。
しかし、現代を生きる人の目は、テレビやパソコン、ケータイ等の普及によって、想像以上に酷使されています。そのため、目の老化も進みやすく、30代中半の方でも「小さい文字が見えづらくなった」とか「本を読むと目が疲れる」というケースが増えています。

鮮やかな紅葉を楽しむのも、じっくりと書物の世界に耽溺(たんでき)するのも、どちらも「目」は欠かせません。日常生活から起こる"目の老化"を少しでも食い止めるには、良い方向に導いていくための「目のケア」が必要になってきます。そこで今回は、いつまでも快適な視力を保つための「目のアンチエイジング方法」をご紹介していきましょう。

【1】あなたの目は大丈夫?現代人の"目の老化度"チェック!

私たちの目は、起きている間はずっと活動している働き者。ですが、普段その働きを意識することはあまりありません。それだけに、気がつくと思いも寄らないほど、老化が進んでしまっている場合があります。
あなたの目は「老化」が進んでいませんか?さっそくチェックしてみましょう!

  • 周囲が薄暗くなると見えにくくなる。
  • 夜になると目がかすみ、手元が見づらくなる。
  • 遠くを見てから近くを見ると、ピントが合いづらい。
  • すぐに目が疲れてしまう。
  • 視界に糸くずや黒点のような物が見えることがある。
  • 新聞などを約30cm以上離さないと見えにくい

老眼は個人差があり、早い人では30代半ばから始まります。上のような症状に当てはまることがあれば、要注意。"目の老化"が進んでいる可能性があります。また、なにか重大な目の病気にかかっているケースもあるので、年に一度は目の定期検診を受けるようにしましょう。

【2】目のアンチエイジングに効果的なケア方法

◇からだ一番の働き者!目をケアするには

目の仕組みは、簡単に言えば「カメラ」と似たような構造になっています。
目に入ってくる光の量を調整する「絞り」に当たるのが「虹彩(こうさい)」、カメラのレンズと同じ働きでピントを合わせる「水晶体」と「毛様体(もうようたい)」、目に入った映像を映すフィルムは「網膜(もうまく)(別名:黄斑/おうはん)」です。
目は、これらの部位がそれぞれ上手く動くことで、物を見ています。そのため、老化によってどれか一つでも働きが鈍くなってくると、物が見えにくくなってくるのです。

老化によって起こる影響は...
  • 水晶体と毛様体(もうようたい) ⇒ 水晶体は硬化し、毛様体は水晶体を支える力が無くなり、ピントを合わせづらくなる
  • 網膜(もうまく)(別名:黄斑/おうはん) ⇒ 組織が萎縮したり、老廃物が溜まることで視界が歪んだり、欠けたりする「加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)」が起こる可能性がある

例えば、長時間パソコンに向かったり、本を読んだりしていると、目が疲れてくるのはなぜでしょうか?それは、目を酷使することで、ピントを合わせる"毛様体"(もうようたい)が疲れてしまうことが原因の一つです。また、老化によっても毛様体が衰えてしまうほか、瞳に入ってきた光を像として結ぶためにくり返し形を変える「ロドプシン」という物質が再合成されにくくなることも、「疲れ目」の原因となっています。

◇こんな状態が、さらに目に負担をかけている!

パソコンやケータイのヘビーユース

パソコンやケータイの画面を長時間見ていると、知らず知らずのうちに"まばたき"の回数が減り、ドライアイを引き起こしたり、かすみ目がひどくなったりしてしまいます。1時間使用したら10分休憩を取るなどの、こまめな休息が必要です。

夏の紫外線

お肌に悪影響を及ぼす紫外線ですが、じつは目にも負担をかけています。紫外線を浴びすぎると、白内障や角膜炎になる危険性もあると言われているため、真夏のビーチや真冬のスキー場といった紫外線の強い場所に行くときは、必ずサングラスをかけるなどの予防が必要です。

喫煙と栄養素

タバコの主流煙や副流煙には、体はもちろんのこと、目にも有害な"活性酸素"という物質が含まれています。
この"活性酸素"は、老化を促進する一要因となっており、老化が原因となる目の病を防ぐためには、活性酸素を除去してくれる栄養素を摂取することが必要です。

ケアを行わずに目を酷使し続けると、どんどん"目の老化"は進み、それによって「さらに目が疲れる」という悪循環に陥ってしまいます。
この流れを断ち切るには、目のアンチエイジングに効果的なケアを行うことが大切です。
カメラもきちんと機能を保って使うためにはメンテナンスが必要ですが、目は"生もの"なだけに、より一層のケアが必要になってくるのです。

◇オフィスでもカンタンにできる目のアンチエイジングケア

目の老化を進めないためにも、上記のような症状が現れた場合には、すぐにケアを行いましょう。

<オススメ その1>
ゆっくり"まばたき"してみよう!
瞬きをする マッサージする

「たかが"まばたき"」と思われるかもしれませんが、"まばたき"は目の疲労を回復する、もっとも手軽な方法です。 ゆっくり"まばたき"を行うことで、乾いていた目に潤いが戻り、視界がクリアになってきます。

<オススメ その2>
指で優しく"まぶたマッサージ"

目を閉じて、指の腹でまぶたの上から眼球を軽くなぞるように、目の中心から目尻にかけてマッサージします。これを2~3回くり返した後、最後に、左右の耳たぶを手で軽く引っ張るとスッキリします。

【3】大切な目を守る、とっておきの栄養素とは?

上記のようなケアに加え、日常的に栄養素を補給して、体の内側からも目のアンチエイジングを行いましょう。

ブルーベリー

中でも、目の老化に効果的なのが、ブルーベリーなどに含まれている"アントシアニン"と呼ばれる栄養素です。私たちは目で物を見るとき、目から入った光を脳に刺激として伝えます。この刺激を作るのが、「ロドプシン」という物質。ロドプシンは何度も形を変えて"目の見た物"を脳に伝えますが、目を使いすぎると、形を変えるのが間に合わなくなり、結果、目が見えにくくなります。アントシアニンは、このロドプシンの再合成を高める作用があるとされ、実際にアントシアニンを含むブルーベリーエキスや黒大豆エキスを摂取することで、見る力が上がったという結果が出ています。
また、ロドプシンの材料は「ビタミンA=カロテノイド」。アントシアニンで再合成を高めるだけでなく、ビタミンAを摂取することでロドプシンの元となる材料を補充することも大事です。
さらに "アントシアニン"は、老化の一因となっている"活性酸素"の働きを抑え、細胞を活発化させてくれる作用があるため、目の老化に悩む方にはオススメです。一般的に、生のブルーベリーは手に入りにくいですが、健康補助食品などで手軽に摂取することができます。

もう一つ、目の老化に効果的なのが「ルテイン」。目から入った光を映すフィルムの役割を果たす「網膜(黄斑)」がありますが、この網膜は、目に入った光が集まり、像を結ぶ大切な部分。また、光が集中する場所であるため、虫眼鏡で太陽の光を集めると発熱して火が出るように、網膜も常に強いダメージを受ける危険があります。網膜がダメージを受けると、中途失明につながる可能性のある「黄斑変性症」を発症しやすくなるため、老化の対策は重要なポイント。このダメージから網膜を守っているのが、「ルテイン」なのです。ルテインは体内で合成ができないため、健康補助諸君品などで積極的に摂っていくのが望ましいと言われています。

最後に、ピント調整をサポートしてくれるのが「アスタキサンチン」。こちらはエビやサケなどに含まれている天然の赤いカロテノイドで、疲れ目の回復にも役立ちます。

秋が深まり、紅葉などこれからますます美しくなる四季の景色。いつまでも鮮やかな視界を保つために、目のアンチエイジングを始めてみてはいかがでしょうか。

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