健康・美容

2008.07.01

「まだまだ大丈夫」と思っているうちに、いつのまにか進行している肌老化。それを止めることは残念ながらできませんが、お手入れ次第で進行を遅くすることは可能です。
大切なのは、今すぐ始めることと、毎日続けること。体の中から健康になって、若々しい肌を取り戻しましょう!

老化は誰にでも起こる、避けて通れないもの。しかし、普段からしっかりケアをしている人とそうでない人とでは、歳を重ねるごとにその差が歴然と出てくるのも事実です。生活のなかの何気ないことでも、積み重なるうちに大きなダメージになっているかもしれません。まずは、あなたの生活習慣を振り返り、肌年齢をチェックしてみましょう。
□ 外出時に帽子をかぶったり、日傘をさしたりはしない
□ 夏でも、日焼け止めはほとんど使わない
□ 日差しを浴びると肌が赤くなりやすい
□ エアコンの効いた室内にいることが多い
□ スキンケアはさっぱりタイプを使っている
□ 野菜はあまり食べない
□ 胃がもたれたり、便秘がちのことがよくある
□ 就寝時間が不規則だ
□ 入浴はシャワーだけのことが多い
□ タバコを1日10本以上吸っている
□ 化粧のノリが悪くなってきた
□ 顔や手にシミが増えてきた
□ にきび跡や傷が治りにくくなった
□ 肌が乾燥しやすくなった
□ 笑うと目のまわりのシワが目立つ
□ 肌のくすみや目の下のクマが気になる
理想的な肌状態です。このまま、現在のスキンケアと生活習慣を続けるようにしてください。
今のところ、エイジングによる肌の悩みはそれほどないようです。年齢を重ねても現状を維持できるかどうかは、あなたの努力次第。がんばってください。
表面的にはわからなくても、肌の奥にはかなりダメージがたまっているはず。これ以上悪化させないためにも、特に紫外線や乾燥への対策をこまめにするよう気を付けて。
生活習慣に関する項目に○が多かった人は、将来的にも心配。紫外線や乾燥への対策だけでなく、生活習慣の見直しも必要です。できる限り早く改善に努めましょう。
金属と同じように、肌も時を経れば少しずつ疲労していきます。では、人によって肌老化の進度が違っているのはなぜでしょう? もって生まれた肌質や遺伝子だけでなく、外的要因によっても老化の進度は大きく変わってきます。その主な原因である「紫外線」「乾燥」「肌の弾力低下」の3つを詳しく見ていきましょう。

紫外線のダメージによる肌の老化を「光老化」といいます。実は、肌の老化の80%はこの光老化によるものだと言われています。肌に影響を及ぼす紫外線には、「UV-A」と「UV-B」があります。このうちUV-Bは、肌の表皮にあるメラニン細胞を活性化させて大量のメラニンを生成させる作用があり、肌が赤くなる日焼け(サンバーン)を起こします。ただし、UV-Bが地上に到達する量は、UV-Aに比べるとごく少量。本当に恐ろしいのは、肌に奥深くまで到達するUV-Aなのです。UV-Aは、UV-Bほど肌に急激な変化を与えませんが、肌の真皮まで到達するため、気がつかない間にじわじわと肌に影響を与えています。その中でも最も大きなダメージを及ぼすのが、活性酸素。UV-Aを浴びると、皮膚内で活性酸素が発生し、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンを酸化させて破壊します。そのため、肌に弾力がなくなり、たるみやシワとなるのです。

角質層には、もともとうるおいを保つ天然の保湿成分が備わっています。その主なものに「天然保湿因子(NMF)」「角質細胞間脂質」「皮脂」の3種類があります。これらの天然の保湿成分が肌内部で正常に生成されていれば、角質層のバリア機能が働いて、外的刺激や乾燥から肌を守ってくれます。ところが、これらの成分は年齢と共に減少していくため、20代前半をピークに肌は乾燥しがちになっていきます。肌が乾燥すると角質細胞はしぼんでいき、細胞同士にすき間ができてしまいます。そのすき間から肌内部の水分が蒸発し、さらに乾燥するという悪循環に。こうして小ジワやくすみができてしまうのです。

肌の弾力のもとは、真皮層のコラーゲンにあります。ところが、右のグラフからもわかるとおり、皮膚に存在するコラーゲンは年齢と共に減少していきます。これは、コラーゲンの生成を促進する女性ホルモンの分泌が減ってしまうため。さらに、女性ホルモンが減少すると、肌を柔軟に保つ働きをする皮脂も減るため、ふっくらとしたやわらかさが失われて、皮膚はだんだん薄くなっていきます。
アンチエイジングは一日にしてならず! 生活習慣や食事、スキンケアなど、毎日のケアの積み重ねが美肌への近道です。どれも基本的なことばかりですが、意外とできていない人が多いはず。5年後、10年後のキレイを手に入れるためにも、早速今日から実行してください。
紫外線は百害あって一利なし。シミやシワを引き起こすだけでなく、皮膚ガンや白内障をの原因ともなります。外出時は、日焼け止めを塗る、帽子をかぶるか日傘をさすなど、紫外線対策を必ずしましょう。また、UV-Aは雲やガラス窓も通り抜けやすいという性質をもっているため、屋内にいるときや曇りの日でも注意が必要です。日焼け止めを選ぶときは、UV-Bを防ぐ数値であるSPF値だけでなく、UV-Aをどれくらい防ぐかを表しているPA値もチェックしましょう。
冬はもちろん、夏でもエアコンが効いた室内は乾燥しています。加湿器などを利用して、室内の湿度を50%前後に保つように心がけましょう。また、熱いお湯 での洗顔や入浴は、肌に必要なうるおいを奪ってしまいます。ちょっと冷たいかなと感じるくらいのぬるま湯で、肌をこすらないよう洗うこと。洗顔後は、セラ ミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなど、保湿力の高い成分が配合されている化粧水で肌をうるおしましょう。最後に乳液やクリームでフタをすることを忘れずに。
必要な栄養をきちんと摂らなければ、体はもちろん肌の健康も保てません。まずは、バランス良い食生活を心がけること。特に、アンチエイジング対策にオススメの下記の食材を多く摂るようにしてください。外食がちな人は、サプリメントを上手に利用しましょう。
いつまでも、若々しくいるためには、スキンケアや食事だけなく心のアンチエイジングも大切です。ストレスは喫煙や飲酒などと共に、活性酸素を発生させる一因。十分な睡眠をとる、定期的に運動をするなど、なるべくストレスをためないよう心がけましょう。また、精神的なストレスは、女性ホルモンの分泌量を低下させることが明らかになっています。反対に、何かに感動したり、わくわくドキドキすると女性ホルモンの分泌は増加するという報告も。「もう年だから」なんて思いこみは捨てて、何にでも好奇心をもってチャレンジすること。それが、楽しく、美しく年齢を重ねる秘訣です!
顔にはおよそ30種類の筋肉がありますが、普段の生活のなかで使うのはせいぜい30%程度。ほとんどの筋肉は使われていません。体の筋肉と同じように、顔の筋肉も使われないとどんどん衰えていき、垂れ下がる一方です。顔筋トレを毎日の習慣にして、すっきり引き締まった小顔をめざしましょう!


肌の弾力を保つために重要な役割を果たしているコラーゲン。しかし、年齢と共に新陳代謝が低下していくため、コラーゲンを合成する能力は20代と比較すると60代では4分の1に低下するといわれています。つまり、若々しい肌をキープするには、外からコラーゲンを摂り、体内での合成を促してあげることが重要なのです。体内で1日に分解されるコラーゲンを補うには、コラーゲンを摂取する必要があります。とはいえ、毎日コラーゲンを多く含む食品を摂るのは大変だし、カロリーも気になるところ。サプリメントなら、手軽に効率よくコラーゲンを摂取できるからオススメです。ただし、サプリメントを選ぶ際に気をつけなければいけないのが、コラーゲンの質。というのは、分子の大きいコラーゲンはそのままの形では体内に吸収されないため、消化吸収までに時間がかかってしまうのです。株式会社ファンケルオリジナルの、分子が小さい「HTC®コラーゲン」と一般的なコラーゲンを取り続けた結果を見ると、何も加えない場合に比べて約4倍も肌のコラーゲン量が増えたという結果が報告されています。確実に、効率よくキレイをめざすためには、良質のコラーゲンを選ぶようにしてください。