健康・美容

2007.10.01
紫外線はお肌の大敵。皮膚に当たると活性酸素が発生して、日焼けやシミの原因になるだけでなく、シワやたるみといった老化現象の大きな要因にもなっているそう。紫外線によるお肌のダメージから身を守るには、バランスのとれた食生活が大事ですね。でも現代は、古来頼りになるはずの食物の栄養価に変化が起きているようです。
最近やっと涼しくなったけれど、今年の夏は本当に嫌になるほど暑かったわね。庭の草むしりだけで、日焼けしちゃった。夏休みの子どもたちと、出歩く機会も多かったしね。
夏休みが終わってからも、暑くて天気のいい日は日差しが気になって。だから私は、日傘を持って出かけるし、できるだけ日陰を歩くようにしてるわ。日焼けには気をつけてるつもりだけど、なぜか年々シミやシワがひどくなるみたい。
年を取ると、どうしてもお肌の悩みは多くなるけど、(1)紫外線の影響で肌の老化に加速がつくんですって。紫外線が体にあたると「活性酸素」が体内にできてしまって、シミやシワの大きな原因となって肌を老化させるそうよ。やっぱり夏場は要注意ね。
そうなの?でも私はきちんと日傘を使っているから、そんなに紫外線の影響は受けてないと思うんだけど。
紫外線は、上から防止するだけでは足りないみたいよ。たとえば舗装道路では、地面に当たった日光が、かなり反射してるんですって。
そうそう、日傘だけでなく長袖の服で、顔や手足には日焼け止めクリームを塗ったほうがいいのよ。あと、日ごろから「お肌に良い」食生活を心がけることも大切ね。
お肌に良い食べ物といえば、ビタミン類を多く含む野菜や果物かしら。ほかにもたんぱく質やコラーゲン、食物繊維などを含む食べ物も良いみたいね。
それから、紫外線の影響で体内にできてしまった「活性酸素」には、SOD様成分が含まれた食品が良いんですって。
SOD様成分ってなあに?
SODは、もともと体内にある酵素のことで、体内で過剰に発生した活性酸素を取り除いてくれる働きがあるんだけど、(2)加齢とともに徐々に減ってしまうらしいの。 だから、わたしたちのような年齢だとSODと同じような働きをする抗酸化作用のある食品を積極的に摂取する必要があるのよ。たとえば緑黄色野菜、玄米、小麦胚芽、ゴマ、大豆、きのこ類などがその代表ね。
なるほど。結局のところ、何でもまんべんなく食べないといけないのね。
そうね。ところが、この間参加した健康料理教室で聞いたんだけど、(3)今の野菜は昔に比べるとずいぶん栄養価が低くなっているんですって。だから、お肌に必要な量をとるのは、実は大変なことらしいのよ。
普通に食べているだけじゃ足りないってこと?
そうなの。足りない分を補う何かが必要になるわね。
どんなものを摂ったらいいのかしら。
久美子さんが飲んでる「ケール青汁」はどう?
ケールはビタミンやミネラルなどの栄養価が高く、バランスもいいから、お肌に必要な栄養素を補ってくれるわ。それに、SOD様成分も多く含まれてるしね。それを知ってから、ケール青汁がますます手放せないの。
そうかあ、お肌のためにも、私も青汁飲んでみようかな!
肌に悪影響を及ぼす紫外線には、UV-A波とUV-B波があり、主に光老化を促進させるのは、UV-A波です。UV-Aは肌の奥、真皮にまで到達し、たるみやシワを発生させる原因になります。UV-B波は、肌の表皮でメラニン細胞を活性化させるため、日焼けやシミの原因になります。

(ファンケル総合研究所調べ)
SODとは、「スーパー・オキサイド・ディスムターゼ」の略で、活性酸素分解酵素のことです。もともと体内にある酵素なのですが、20歳代をピークに、 40歳を過ぎると急激に減少します。このためSODと同様の働きをするといわれるSOD様成分(ビタミンC・E、βカロチンほか抗酸化成分)を積極的に摂取する必要があります。
生育の早い品種の導入、旬を無視したハウス栽培の増加、そして、肥料過多による糖分減少などの原因から、野菜の栄養価は50年前と比べて、20~50%も少なくなっています。

初訂日本食品標準成分表(1950年)
五訂日本食品標準成分表(2000年)