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食・グルメ

2009.06.08

食がアトラクション?ラーメンのテーマパーク

行って、見て、食べられる「ラーメンテーマパーク」

行って、見て、食べられる「ラーメンテーマパーク」

「美味しいラーメンを食べたいけど、どこへ行ったらいい?」と誰かに聞かれたら、近所で評判のラーメン店を教えるのもいいですが、「ラーメンテーマパーク」へ行ってみる―そんな選択肢はいかがでしょうか。

ラーメンテーマパークとは、全国各地の有名ラーメン店がひとつの施設内に集合させたもの。広いフロア内には、それぞれのラーメン店が本家と変わらぬ店構えでところ狭しと並び、そこに集うラーメン好きな人々は、どの店に入ろうかと目を輝かせる―。人が溢れ、 活気あるその風景はまさに大人のテーマパーク。居並ぶ店からは腹の空く香りが漂い、並んでいる間もアトラクションのごとく、心をワクワクさせてくれます。

こういった施設が注目される一番の理由は、出店するラーメン店の知名度の高さです。本来ならば、電車や飛行機を乗り継いでわざわざその土地まで足を運ばなければ食べられない有名ラーメン店の味が、1店舗だけでなく複数、軒を連ねているのだから、ラーメンファンにとっては夢のような空間と言えます。こういった施設は、企画・運営をする会社が場所を用意し、そこに全国に名を轟かせる有名店を誘致してスタートさせる場合が多いようです。

ご当地の味が集まる「横丁」型

上で述べたような全国の有名店を集めた施設を「全国型ラーメンテーマパーク」とするならば、もう一方では「ご当地型ラーメンテーマパーク」とでも言えるような場所も。
こちらはその土地ならではの「ご当地ラーメン」の店が集まっており、ひとつの施設内に店が並ぶというよりは、街中で「○○ラーメン横丁」などと呼ばれていることが多くあります。もちろん、ご当地ラーメン店が集まる場所は街中の横丁だけではないし、全国型のように大きな施設内で運営されていることもありますが、"札幌ラーメン"や"博多ラーメン"のように、誰もが知るブランドとなったラーメンを持つ土地には、比較的この「ご当地型」のラーメン横丁が多い様子です。

ラーメン横丁

たとえば、JR札幌駅から程近いすすきの地区には、『さっぽろ名所 元祖ラーメン横丁』なる横丁がありますが、ここは昭和26年に7軒のラーメン店が軒を連ね、朝まで営業していることで注目された"行楽ラーメン名店街"の流れを継承した横丁。場所こそ当時とは異なりますが、原色のネオンと大きな看板のもと17軒ものラーメン店を擁する姿には、どこか昭和の香りが漂い、また、賑わう狭い路地はラーメンという食べ物が持つ魅力と、人を惹きつける、独特のエネルギーを感じさせてくれます。

こういったご当地型ラーメンテーマパークの魅力は、同じ地方のラーメンだからこそ、それぞれの店がそれぞれ独自の味を出すために競い合うという点。切磋琢磨し、磨き上げられた味を食べ比べるというのは、なんとも文化的なラーメンの楽しみ方と言えるでしょう。

ラーメンテーマパークの楽しみ方とは

全国型、ご当地型、それぞれの違いを紹介してきましたが、どちらもラーメン好きにとっては確実に楽しめる場所であることは間違いありません。それを踏まえた上で、ラーメンテーマパークを目的別に分けるならば、全国型のテーマパークについては、"有名なラーメンを食べてみたい"といった好奇心や、ラーメン通ではない人と物見遊山のように遊びに行くのがおすすめです。麺もスープもトッピングも、それぞれまったく違う個性がある店が並んでいるので、今まで出合ったことのない好みのラーメンと巡りあえるのではないでしょうか。

ラーメンテーマパークの楽しみ方

一方、ご当地型については、同じ土地のラーメンという基盤があるため、味のバリエーションは全国型よりも繊細です。ある程度、その土地のラーメンについて下調べなどをしておき、好みそうな店をピックアップしておくとより深く楽しめます。
また、旅好きな方ならば「ラーメン」そのものを目的にして旅をしてみるのもいいかもしれません。ただし、旅の途中でラーメンテーマパークに寄る際は、同行者の機嫌にも気配りを。ラーメン店ばかりはしごするのは、ラーメンファン以外にはちょっとした苦行?にもなってしまいかねません。一人で盛り上がり、友人や伴侶を置いてきぼりにしないように。関係を良好に保つためにも、紳士的にラーメンテーマパークを楽しみましょう!

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